2019/2/19

逗子あさお会早春の集い CY2019

 
( 事務局 ) 

 先日アメリカから帰って来たばかりのさとう恵子市議から一通のメールが入った。「ねえ、クイーンのボヘミアンラプソディーの映画見た? アメリカから帰国する飛行機の中で4回も見ちゃったわよ、絶対見た方が良いわよ・・・」確かそんな内容だった。市議は帰国後、アメリカに行っている間に溜まってしまった仕事が山のようにあり、しかも高齢の母のケアーもしなければならない日常が待っていた。そんな多忙な毎日ではあるが、新たなホームページのブログにアップするために日々様々な情報を送ってくれる。そんな最中に頂いたメール、だがそう言われても私はまだその映画を見ていない、理由は文末に認めることにしよう。

 彼女にとって充実した多忙な日々が続いていた2月17日、逗子あさお会早春の集いが逗子文化プラザで開催された。会場には昨年の二割増しになろう150名を超える支援者が詰めかけていた。秘かに忍び寄る次期選挙で、再び国政に復帰して欲しいと願う支援者の本気度の表れでもある。その集会の序盤、浅尾慶一郎さんの一日も早い国政復帰を祈念し、さとう市議が演説して会場を盛り上げた。
 
 そしていよいよ浅尾慶一郎さんが登壇すると会場に大きな拍手が沸き起こった。そして何時もの饒舌な演説が始まり、アメリカで行われたトランプ大統領の朝食会に出席した時の話に進むと、折からの政府機関のシャットダウン中の為にトランプ大統領の過激な発言は聞けなかったとの言であった。だが話は此処から盛り上がって来た。場面は帰りの飛行機の中である。たまたま見たクイーンのボヘミアンラプソディーの映画に話が及んだ。勿論、さとう市議の目が輝き始めたのは言うまでもない。そしてその映画の中で出て来た名場面で 「We Will Rock You、We Will Rock You・・・」 と、出会った人と一緒になって歌うと言う場面であったらしいのだ。We Will Rock You、即ち、貴方の心を揺り動かしたい、貴方に感動を与えたい、と言うことになるのであろうか。その感動的な一場面が頭から離れないままこの集会に臨み、「私も皆さんの心を動かすような政治をしたい。I Will Rock You、この一節を広めていきたい」 との意気込みを示された。
 
 「現在の国内政治は折からの統計不正処理問題が吹き荒れているが、私には秘策がある。個人番号、通称マイナンバーを連結すれば、ノータイムディレイで正確な個人データが統計に反映される」 と言うものである。なるほどそれは名案である。だが個人情報、取り分け個人の能力差と捉えられかねない年収を明らかにすることになると、反対する意見が続出するかも知れない。だがプロ野球選手の契約更改でもその年俸額が明らかにされることはなく、発表されるのはあくまでも推定年俸だ。それ以上詳細な情報は漏れて来ない、それは国税庁の情報管理が極めて行き届いていると言う証しでもある。・・・となると、年収とマイナンバーを連結させても情報管理は確実に成されると言う根拠にもなる。そうなれば浅尾慶一郎さんの言うことは現実味を帯びてくる。とにかく国会で色々な問題を検討するにしても、このような意見が叩き台の上に乗らなければ話にならない、その先駆け的なご提案である。温暖化対策を始めとする国際情勢も然りである。
 
 それにしても浅尾さんの優しい人柄が現れているのか、「I Will Rock You」 と控えめに言われているが、是非もう一度国政に戻って欲しい、そう思っている私たちにすれば、「I Will Rock You」ではなく 「I Shall Rock You!」(絶対に貴方たちを感動させてみせる)そう言った力強い言葉が聞かれる日を待ち望んでいる。
 
 ところで冒頭に記したさとう市議から頂いたメールであるが、実は、私はまだその映画を見ていない。いや、本当は・・・、私は映画館に映画を見に行くことができないのだ。私は子供の頃から感性が強いのか、人一倍涙もろい性格をしている。感動的な映画やスポーツシーンも然り、独りでに涙が出て来て止まらなくなってしまうのだ。男は人前で涙を流すもんじゃない、そう親から言われても、そう言う子供に育てたのは貴方でしょ、そう親に言い返したくなってしまう。だからいつも感動的な映画は自宅の書斎でたった一人で見ることにしている。かなり心細くなってきた小遣いをはたいて、そろそろクイーンのボヘミアンラプソディーのCDを買いに行かなければならない時が来たようである。

                                              ( 事務局 )

 

その時の会場の写真を添付しています。